相模原市教育委員会は5日、同市南区の市立中学校体育館で、新入生の女子生徒(12)がバレーボールの練習中、右胸に床材の木片(長さ約5センチ、幅約3ミリ、厚さ約1ミリ)が刺さったと発表した。女子生徒は病院で取り除く処置を受け、けがの程度は軽いという。同体育館では昨年7月にもバレーボールの練習中に、当時1年生の女子生徒の胸に同じように木片が刺さり、手術で摘出する事故が起きていた。 発表によると、女子生徒は4日午後3時頃、3月まで加入していた地域の小学生バレーボールチームの練習にOGとして参加し、ボールを追って床に滑り込んだ際、ささくれ状の木片が刺さったという。当時、体育館は一般開放されていた。 同校は昨年7月の事故後、床材がはがれかけている場所を粘着テープなどで補修し、利用者が使用前にモップがけなどをして点検していたという。 市教委は、一般開放を含め同体育館の利用を続けるとしているが、学校名は公