利用者の個人情報を大量に流出させた通信教育大手「ベネッセコーポレーション」(岡山市)の事件対応に批判が集まっている。会員へのおわび文の送付の仕方が「ずさんだ」との指摘が出ているのだ。第三者に会員番号が丸見えで、番号が読み取れるQRコードも露出させるお粗末さ。会員からは「二次被害を招きかねない。個人情報を漏えいさせた責任をどう感じているのか」と怒りの声が出ている。 7月中旬のある日、都内に住む50代の男性のもとに1通の速達が届いた。「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです」と大書された封筒の中には「個人情報漏えいについてのお詫び」と題された謝罪文が入っていた。 男性が気になったのは、男性と、男性の息子の名前とともに外側から見える状態になっていた10桁の番号だった。 「封筒を見て、私と息子の個人情報だと気づきました。10年ほど前、息子が小学生の時に受講していたときの情報を、ベネッセがい
![ベネッセ、ずさんな「おわび文」に利用者激怒 会員番号が丸見え QRコード露出](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/19963f81ffaecbf4e9473445977aa800bb70e148/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.zakzak.co.jp%2Fsociety%2Fdomestic%2Fimages%2F20140731%2Fdms1407311205014-p1.jpg)