横浜国立大学は4月5日、3日に横浜文化体育館で開いた入学式の受付で、全学部新入生1814人分の氏名や性別、学籍番号などを記載した名簿を紛失したと発表した。個人情報流出の影響を最小限に防ぐため、学籍番号を変更し、学生証を再発行する。 紛失したのは、「入学許可証」を忘れた新入生の本人確認を行うための名簿。全新入生の氏名、性別、学籍番号、所属学部・学科・コース(EP)、受験番号、生年月日が記載されていた。 名簿は、午前10時半の入学式スタート時まではあったが、午前11時前後に担当者2人が約10分間、別の作業のために目を離し、10分後に戻ったところ、なくなっていたという。学部生の名簿と大学院生の名簿がそれぞれ2冊ずつ置いてあったが、なくなったのは学部生の名簿1冊のみだったという。 同大は即日、警察署に届け出た。個人情報流出の影響を最小限に抑えるため、学籍番号を変更し、学生証を再発行。「学生や保護者