統計は、現代社会に欠かせないものとして定着しています。さまざまなニュース記事に登場し、暮らしのあらゆる面に影響をおよぼす政策の決定にも用いられます。ただ残念なのは、多くの人が、統計を根本的なレベルで大きく読み間違えやすいことです。 統計を意味あるものにするための4つの原則を紹介します。 1.「99%の精度」のテロリスト判別装置:基準率の錯誤 「基準率錯誤」と呼ばれる統計の読み間違いの例を挙げてみましょう。 ある会社では、従業員の25%が女性で、75%が男性だとします。表面的には、この会社は男性に偏った採用をしているように見えるかもしれません。なぜなら、(少なくとも米国では)男女の人口分布はほぼ同じだからです。ですが、この見方は応募者の内訳を考慮していません。もし女性の応募者が全体の10%しかいなければ、採用率は男性よりも女性のほうが高いことになります。 もうひとつのよく知られた例として、「
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