お金がないので副業を考えている。「年収300万時代を生き抜こう」「年収150万で自由に生きていく」 そういう生き方を僕は否定しない。ただ、そうやって定年まで諦念してマネーじゃない生き方を志向するのは僕には合わないというだけだ。 リーマン辞めてフリーになってガポガポ稼げば?と思慮のない人はいうけれども、僕レベルの能力で食べていくのは極めて難しい。僕ひとりならともかく嫁さんもいるし。それに自分の旗を立てて生きることにエネルギーを使うくらいなら、そのエネルギーで別のものを立ててイキたい。それが僕という人間だ。 これは皮肉ではなく、むしろ羨望に近いのだけど、僕には、編集者の言うことそのままに「私って個性的だよねーキテるよねー」つってニッチを狙いの本を出して在庫の山をつくる勇気はないし、人様のツイートを丸パクリして一本の記事を仕立て上げるほどの逞しさはないし、地方に移住して「うわぁ都会と比べてこんな