任天堂が、眠りや疲れを測る新しい端末とスマートフォンやパソコンなどを組み合わせ、生活の改善を助言する健康支援サービスを始める。ゲームのノウハウを生かし、「三日坊主」で終わらせないのがミソ。花札からおもちゃやゲームへと、柱になる事業を変えてきた任天堂が、また新事業に挑む。 5日、岩田聡社長は朝日新聞のインタビューに「ゲーム機にこだわる必要はない」と述べた。新たに手がける健康支援サービスは、スマホやパソコンなどを使う。主力のゲーム機とゲームソフトとは、別の事業の柱にする。 岩田社長は昨年、健康支援サービスを始めると表明。まず、寝ているときに枕元に置くだけで、利用者の体の動きや心拍、呼吸を測れる新端末を2015年度中に売り出すとした。医療機器などに使われるセンサーが組み込まれており、眠りや疲れの状態がわかるという。 この端末で集めたデータを分析し、スマホなどで食事や運動の仕方を伝えるサービスを考
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