静岡県内の病院で小児救急を担当する男性医師(46)が7月30日、当て字などを使い個性的な名前をつける「キラキラネーム」の子どもが増え、受け入れ時に困惑する救急現場の実態を簡易投稿サイト「ツイッター」に投稿した。 男性医師は、患者のカルテやIDを作るための名前の確認に時間がかかり、「バイタル(脈拍や呼吸数など)の確認までに時間を取られてしまう」「名前もどんどん高度になり、(理解が)追いつかない」などと投稿した。 また、ツイッターからは、「凸」を「てとりす」、「礼」を「ぺこ」など、特殊な読み方の名前を紹介するホームページに移動できる。 ネット上では、「医師泣かせだ」「病院が対応すべきだ」など、共感から反発まで様々な反応が寄せられている。 男性医師は6日、読売新聞の取材に対し、「一刻を争う救急現場の苦労を知ってほしかったので投稿した」と話し、「医療現場ではミスがないように粛々と治療するだけだ」と