近年、どういうわけか高いところに行くと「あ~飛んでみたい」と思うようになった。 とはいえ、本当に飛んでしまえば死んでしまう。それは人生において重大イベントなので自重しなければならない。 そこへ、「だれか一緒にスカイダイビングしませんかー」というtwitter上での呼びかけを目にした。 「こ、これだ!」 一種の発作、という感じで飛んできました。落ちた、というか。
生まれ育った家ながら、長年にわたり「実家のタッパーの数は尋常ではないのではないか? これはいかにもムダすぎやしないか?」と思ってきた。 だが、わたしはよそんちのタッパーの数をしらない。 冷蔵庫のなかの、引き出しのなかの、戸棚にしまわれっぱなしのタッパーの数を何もしらないのだ。 ということで、人サマの家のタッパー数を調査してみました。
「奇跡の瞬間を撮る写真家」として、『神』『天才』と称される男がいる。 「撮って」と依頼してもムシ。用意されたものはいっさい撮らない。好きなもの、日常の奇遇・偶然を撮りつづけ、ヤラセではないかと疑うものさえいるその写真を観ると、なるほどたしかに神懸かり的だ。 わたしも奇跡に出会いたい! 彼と過ごすと、奇跡にであえるのではないかと思い、一日密着取材を申し出た。 「撮ろうとして撮れるもんじゃないっすよ」 という写真家いくしゅんさん、取材当日はちょうど関西で『愛。ただ愛』の個展中だったのだが、強行に密着取材だ。
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