茨城県牛久市の池辺勝幸市長が9日の市議会予算特別委員会で、市議に向かって「なめんなよ、てめえ」などと暴言を吐き、傍聴していた柳井哲也議長が市長をいさめる異例の発言をしていたことがわかった。 23日の定例会で、特別委の山越守委員長が事実関係を認めた。 複数の市議によると、池辺市長は特別委で、公用車のガソリン単価を問いただした須藤京子氏に「私が燃料会社社長だったから、さも不正をやっているかのように言われ頭にきている。疑惑、疑惑と言われ信用失墜になる。はっきり言う、なめてんじゃねえよ」と発言。途中で杉森弘之氏が「疑惑とは言っていない」と指摘すると、池辺市長は再び「てめえら、なめんなよ」などと言い放ったという。 池辺市長は23日、読売新聞の取材に「推測でものを言われたので一言申し上げただけ。謝罪するようなことではない」と述べた。