岩手県陸前高田市に立つ「奇跡の一本松」(2013年7月20日)。(c)AFP/Toru YAMANAKA 【8月4日 AFP】2011年の巨大津波で地図から事実上消し去られるまで、岩手県陸前高田(Rikuzentakata)市の白砂青松の浜は日本の旅の定番だった。 現在、同地を再び訪れる人は増えている。しかし彼らが見ようとしているのは、破壊の爪痕や亡くなった人々の追悼の碑だ。戦争や災害によって死や苦しみの舞台となった場所を訪れる「ダーク・ツーリズム」と呼ばれる現象の最新の例だ。 ■「奇跡の一本松」を訪れる観光客 東北沿岸をめぐるツアーに、米ニューヨーク(New York)から来て参加した高校1年の進藤晶(Akira Shindo)さん(15) は「実際にここにきて目の前で見なければ、津波がどれだけ大きかったか実感できないと思います」と語った。 太平洋三陸沖を震源とするマグニチュード(M)9
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