政府のIT総合戦略本部の会合が開かれ、安倍総理大臣は、「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」に関連して2020年をめどに「個人番号カード」に健康保険証なども一元化し、カード1枚で身近なサービスを受けられるようにすることを目指す考えを示しました。 この中で、安倍総理大臣は、社会保障や税の情報を一元化するため、国民1人1人に個人番号を割りふる共通番号制度、いわゆるマイナンバー制度について、「2016年にスタートするこの制度を活用し、国民にITの利便を実感してもらうことが必要だ」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は、「個人番号カードに健康保険証なども一元化し、カード1枚で身近なサービスを受けられるようにする『ワンカード化』を2020年をめどに実現するため、具体化に向けた作業を加速してほしい」と指示しました。 また、3日の会合では、インターネット上などに蓄積されたビッグデータと呼ばれ