脳にたまってアルツハイマー病を起こす異常なタンパク質「タウ」を減らす抗体を大阪市立大の富山貴美准教授(脳神経科学)のチームが開発し、マウスでの記憶障害の改善に成功したと9日、米神経学協会誌電子版に発表した。チームは治療薬づくりにつなげたいとしている。チームによると、アルツハイマー病はアミロイドベータという物質の影響でタウがたまり、神経細胞が死んで記憶障害などをきたし、発症する。タウは多数のアミ
脳にたまってアルツハイマー病を起こす異常なタンパク質「タウ」を減らす抗体を大阪市立大の富山貴美准教授(脳神経科学)のチームが開発し、マウスでの記憶障害の改善に成功したと9日、米神経学協会誌電子版に発表した。チームは治療薬づくりにつなげたいとしている。チームによると、アルツハイマー病はアミロイドベータという物質の影響でタウがたまり、神経細胞が死んで記憶障害などをきたし、発症する。タウは多数のアミ
福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一長崎県大学教授は、就任以来「100ミリシーベルトは『しきい値』以下なので安全。毎時10マイクロシーベルト以下なら外で遊んでも大丈夫」と言い続けて来た。 実際のところは、「100ミリシーベルト以下の低線量被曝をした場合の癌による死亡リスクの増加が統計データにつきものの誤差にまぎれてしまい、測定できていなかった」というのが科学的に見て、もっとも客観的な表現であったにも関わらず、「100ミリシーベルトは大丈夫」と主張し続けた山下教授の無責任さは科学者にあるまじき姿だ。原子力ムラの住人、御用学者と批判されても仕方が無い言動だ。 しかし、1年前の話をいつまでもしていても意味がない。注目すべきは、この分野における最新の研究結果だ。 先週、放射線影響研究所から、広島・長崎の被曝者たちを50年以上わたって追跡調査した結果、低線量被曝には「しきい値」などなく(
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