16日午後2時50分ごろ、北海道白糠町上庶路の山中で、仲間と2人でシカ撃ちをしていた東京都足立区本木南町の自営業、大須賀実知生さん(57)が仕留めたシカを回収しようとしたところ、ヒグマが現れシカを奪い去った。2人は知人を通じて釧路署に通報、署員らが近隣住民に注意喚起した。 同署によると、ヒグマは体長約2メートル。シカをくわえて山中に消えたという。現場は住宅から約100メートルの地点。 道東では1月に標茶町の山中で男性がヒグマに襲われ死亡、今月2日にも厚岸町の山中で男性が襲われけがをした。
オートマチックの自動車(AT車)でも、急坂で突然エンジンが止まり、事故につながる恐れがあると、国土交通省が注意を呼びかけている。エンストするとブレーキを踏むのに力が必要になったり、ハンドルが重くなったりするためで、死亡例も発生している。 エンストの危険があるのは、上り坂でシフトレバーをD(前進)レンジに入れたまま自然に後退したり、下り坂でR(後退)レンジに入れたまま前進したりした場合。実際に進む方向とシフトレバーが指示する方向が反対のため、エンジンに負荷がかかるという。 こうしたトラブルは2011~13年、メーカーから国交省に計111件報告された。細い下り坂で対向車をやり過ごすためRレンジに入れていったん後退し、その後Rレンジのまま前進したら、ブレーキが利かなくなった▽上り坂で道路脇の待避スペースに前進で入り、Dレンジのままブレーキを離して後退したら、ハンドルが重くなった――などの例だ。
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