日本を救うのは、レタスかもしれない。 宮城県多賀城市に、1万7,500個のLEDライトを使った植物工場が建設されています。設立したのは株式会社みらい。2,300平方メートルに及ぶこの植物工場は世界最大規模で、1日に1万株のレタスが収穫できるそうです。 世界をリードする「グリーンルーム」 グリーンルームとは、みらいの人工光を使った植物工場のこと。ここではセンサーによる環境の完全コントロールで、植物にとって理想的な環境下で水耕栽培が行われています。例えば、栽培用人工照明の調節によって日中と夜間のサイクルを作り出したり、二酸化炭素などの大気組成分を制御することで、光合成をサポートします。 植物の「呼吸」を意識した環境づくりをすることで、単純な昼夜サイクルよりも大きな効果が得られるそうです。また閉鎖式培養液循環システムや、最適な空調管理も同時に行うことでも、栽培効率を高めているようですね。 そして