休みの日に嫁と二人で出かけて午前中結構歩きっぱなしでやっとこさ飯でも食うかという段になったのでなんだかうまいらしいと評判のラーメン屋に行ってみようと出向いたらせいぜい15人ほどしか入れないこじんまりとした店の佇まいでチャラついた雑誌で紹介されましたなどの掲示もなくそれでいて行儀良さそうなメガネの一人客がそこかしこでつまらなさそうにスープを啜ってたのでこいつぁ「俺は俺の道を行くぜ」感が漂っていやがるぜと思いながらとりあえず注文してラーメンを「へいお待ち」されるまでの間も嫁と二人で「いやーしかし歩き通しで流石に疲れたね、午後はどこそこに行く予定だけどだいじょぶかねこりゃ」なんて話をしているうちにラーメンが出てきたので食ったら本当にうまかって「こりゃあおいしいね」なんて言いながらペロリと完食して俺は飯食うの早いけど嫁は飯食うの遅いので水をチビチビ飲みながら嫁が食べ終わるのを待ってたんだけどそした