中学二年生の頃「仲良しは一緒にトレイに入る」という謎の習慣があった。友達が多かった私は、色々な子と何度も同じトイレに入った。そうしたら、当時付き合っていた子に「なんで、私以外の人とトイレに入るの!」とキレられた。だから「じゃあ私たちは他の子とはしない、特別なことをしよう」と言って、それ以来彼女のトイレットペーパー役をこなしていた。最初は、彼女も遠慮してか、おしっこのときだけだったんだけど、中三にあがるときには、うんちのときもトイレットペーパー役をやっていた。ぶっちゃけ汚いと今になったら思うんだけど、あのときは何故だか「私がちゃんと奇麗にしないと!」という意識で頭の中がいっぱいだった。高校に上がるときにその子とは別れたんだけど、今になっても、あのときのほろ苦い味をたまに思い出してしまうなあ。ツイートする