親ロ派、「敗戦パレード」強行=捕虜50人に罵声や水−ウクライナ 24日、ウクライナ東部ドネツクで、親ロシア派に敗戦パレードを強要される捕虜の政府軍人(EPA=時事) 【モスクワ時事】ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」は24日、戦闘で捕虜にした政府軍の約50人に銃を突き付けてドネツク市を行進させ、見せ物にする「敗戦パレード」を計画通り強行した。 敗戦パレードは、首都キエフなどでポロシェンコ政権主導の軍事パレードが行われた24日の独立記念日に合わせて親ロ派が計画。親ロ派の後ろ盾であるロシアを含む国際社会は、捕虜の人道的取り扱いを定めたジュネーブ条約を批准しており、見せ物にするのは条約違反との批判が出ていたが、これを無視した。 現地からの報道によると、敗戦パレードを見ようと、人民共和国の支持者ら約3000人が沿道に集結。捕虜に罵声を浴びせたり、小麦粉や水入りのペットボトルを投げ
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