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文芸と言葉に関するbeth321のブックマーク (3)

  • 安部首相の俳句がダメな理由

    総理 花見で一句 「賃上げの花が舞い散る春の風」を、某番組になぞらえて解説してみましょう。 まずは季語。 花と春の風で2つあるので一つが不要です。(花は春の季語) 次に、意味の重複ですが、舞い散るのは花にきまっているので重複、同じく風がなくては舞い散らないのでここも重複です。 花に賃上げを無理やり例える比喩も、あまりキレイとはいえません。 こうした点から、安倍首相の評価は才能なしに認定(政治能力ではなく俳句についてです)されるのが妥当と言えます。 それでは手直しをしてみましょう。 まずは重複した部分を省くと、”舞い散る賃上げ”が残ります。 ここに映像情報と季語を足してみましょう。 風が吹いて花が散っていったのですから、”花吹雪”が順当ではないでしょうか。 そして最後にこの句を読んだ意味を伝える必要がありますので、その理由を付け加えると以下のようになります。 花吹雪 舞い散れ賃上げ 増税だ

    安部首相の俳句がダメな理由
  • 外では雨が降っており、かつ雨は降っていないので、源義経の母親はナポレオンである。

    「ワトスン、これを読んでみろよ」 「なんだいこれは、手紙か?」 外では雨が降っており、かつ雨は降っていないので、源義経の母親はナポレオンである。 「どういう意味だと思う、ワトスン」 「ただのいたずらじゃないのか」 「少し考えてみようじゃないか。まず雨のくだりについてだ。外で雨が降っていることと、雨が降っていないことは、はたして両立するだろうか?」 「雨が降ることと降らないことが同時に起こるなんてありえないだろう、ホームズ。これはあえて矛盾した文章にしているんじゃないのか」 「いいや違うぞ、ワトスン。雨は全世界で降るわけじゃない。ロンドンで雨が降っていても、パリでは降っていないかもしれない」 「そうか。確かにそのとおりだ。雨が降っているのと、雨が降っていないのは、両立しうるわけだな。でもそれは何を示しているんだ」 「いまはまだ分からない。焦らず次に行こうじゃないか。ワトスン、君はミスター義経

    外では雨が降っており、かつ雨は降っていないので、源義経の母親はナポレオンである。
  • 課長の告白

    「私は君たちを性の対象としてしか見ることができない。申し訳ない」 そう言って課長は、会議室に集めた女性社員たちに深々と頭を下げた。「課長、頭を上げてください」 女性社員のひとりが声をかけたが、課長は「頭を上げることはできない。当に申し訳ない」と頭を下げ続けた。 「課長、私こんな話聞きたくありませんでした。幻滅です」「私もです」「課長、最低!」 女性社員たちは口々に嫌悪感をあらわにした。「大体どうしてこんなことを……」 それはもっともな疑問だった。しかし課長は頭を下げながら「申し訳ない」と繰り返すばかりで、疑問に答えることはなかった。 「一体何の騒ぎかね、これは」 会議室の入口に部長が立っていた。部長は女性社員に囲まれ頭を下げる課長の姿に眉をひそめた。「説明してもらおうか」 低く威厳のある声が会議室に響いた。しかし課長は頭を下げたまま黙っている。不穏な空気が会議室に漂い始めていた。 「君、

    課長の告白
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