タジキスタン戦のメンバーから6人もの選手を変えて来たスタメンを聞いた時、ザックは真剣試合であまり手を抜く采配はしない監督だと思っていただけに、ちょっと意外ではあった。 しかし、固い人工芝という怪我を抱えた選手にはきついピッチ、最終予選に持ち越す可能性があるイエローカード、絶対に全身全霊をこの1戦にかけて来る北朝鮮に対し、勝ち抜きが決まった日本という条件を考えると、ベストメンバーで何が何でも勝ちに行くリスクに対してリターンがあまりにも低く、消極的な対応をしてしまったのは仕方ないところなのかもしれない。 いくら長谷部キャプテンが心を整えても、どうしたって予選突破を決めた事での気の緩みが選手にあったと考えるのが当然で、そこをモチベーションの高いサブ選手の起用で乗りきれるかと思ったが、北朝鮮はそんなに甘い相手ではなかったというところか。 その北朝鮮だが、何故こんなサッカーが出来るのにウズベキスタン