梅の実が膨らみを増し、そろそろ収穫する季節になる。香りのよい梅の実を漬け込んだ梅酒は清涼感があり、疲労回復によいとされる成分も含んでおり、これからの季節に楽しみたい一品。さわやかな味わいの梅酒を専門家に試飲してもらい、評価した。1位 布袋福梅河内ワイン(大阪府羽曳野市) 1190ポイント まるで"飲む梅" 濃厚な味わいのにごり梅酒。大阪のワインメーカーが、自社のブドウ畑で収穫したブドウなどから造ったブランデーをベースにし、南高梅を1年半漬け込んだ。 完熟した南高梅のピューレを加え、梅のジャムを隠し味とし、うまみを余さず引き出している。とろりとした飲み応えのある仕上がりで、上品な甘さが口いっぱいに広がる。大きめの氷を使ってロックで飲むのがお薦め。 存在感があるのでデザート感覚でチョコレートと合わせても楽しめる。「エビス福梅」や「大黒福梅」など七福神を題材とした他の商品も味わってみたい。「自然