東京都西東京市の中学2年の男子生徒(14)が継父の虐待で自殺に追い込まれたとされる事件で、生徒が女性用下着を着せられた画像が見つかっていたことが警視庁への取材でわかった。同庁は継父の村山彰容疑者(41)=自殺教唆容疑で再逮捕=が着せたとみており、自殺との関連を調べる。 捜査1課によると、画像は今年に入って携帯電話で撮影されたもので、記録媒体に残っていた。虐待は昨年4月ごろから始まったとみられ、村山容疑者は今年6月ごろ、「息がくさいから、自分と話す時はマスクをしろ」と命令。7月29日には「24時間以内に首でもつって死んでくれ」と言い、生徒は翌日、自宅で首をつって自殺したという。