12月18日午後4時30頃、台湾新竹県湖口郷の上空に出現した珍しい雲の写真がネット上をにぎわせた。中央から真っ二つに分かれ、左と右の雲がまったく違う形状をしているのだ。台湾ではこの雲を「陰陽雲」と呼んでいるそうだ。 この写真は写真家の候徳源氏が撮影したもので、フェイスブックに公開したところ瞬く間に広まった。この雲の影響が吉とでるのか、凶とでるのか、様々な憶測が流れた。雲は午後6時くらいまでこの形状を保っていたという。 この画像を大きなサイズで見る※画像クリックで拡大表示 台湾気象当局によると、このタイプの雲は冬の夕方、台湾各地で観測されるそうで、「陰陽雲」という名前は正式な学術名ではないそうだ。異なった雲が折り重なってできており、写真左側の暗い部分は西南部から北上しており、気圧、気温が異なる湖口で別の雲と交差したのでは、とのことだ。 いきなりこんな光景を目撃したら、「空、割れちゃいました?