2014年12月3日、世界気象機関(World Meteorological Organisation)は、今年の世界の年間平均気温が観測史上最高になる可能性があることを発表しました。地球温暖化の原因の一つとして大気中の二酸化炭素濃度の上昇が指摘されていますが、地球規模で見ると二酸化炭素濃度にも時・場所によって大きな違いがあることが分かっています。そんな大気中の二酸化炭素濃度を、スーパーコンピュータによって分析して1年間を約3分間に凝縮するとこんなムービーになります。 NASA | A Year in the Life of Earth's CO2 - YouTube これは2006年1月1日の地球の二酸化炭素濃度を示したもの。赤色の部分が二酸化炭素濃度が高い場所で、北半球に集中していることが分かります。 次第に二酸化炭素濃度が高い範囲が増えてきました。 二酸化炭素濃度は、まるで水にインク