ミクシィは10月1日、2014年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、営業損益が16億円の赤字に転落する見通しだと発表した(前回予想は10億~20億円の黒字、前期実績は25億7400万円の黒字)。 売上高は前回予想の120億~135億円から、40億~55億円減の80億円へと大幅減となる見通し。前期実績(126億3200万円)からも大きく落ち込む。スマートフォン版mixiゲームのリニューアルによる課金売上高の拡大を見込んでいたが、当初計画を下回って推移した。 中国開発拠点の閉鎖などコスト構造の見直しを進めているが、法人化した「ノハナ」やスマートフォン向けネイティブゲームなど新規事業のユーザー拡大に向けた先行投資もあり、営業赤字に転落。経常損益も17億円の赤字(前回予想は10億~20億円の黒字、前期実績は26億2900万円の黒字)となり、業績見通しの下方修正に伴い繰延税金資産の取り崩しを迫られ