日本維新の会の橋下共同代表が日本外国特派員協会で行った講演に出席した香港フェニックステレビの女性記者は、終了後、記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦問題に対する橋下氏の発言について、「冒頭、慰安婦に苦痛を与えた日本は反省し、おわびするべきと言ったのは評価できる」と述べました。 そのうえで、「一生懸命に説明しようとしているが、はっきりしないところが多い。いちばん大事なのは、慰安婦問題で強制があったかどうかだが、橋下氏自身がどう思うのかははっきり言っていない」と述べました。 また、橋下氏がアメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したことについては、「選挙で得票した政党のリーダーがなぜ風俗を外国に勧めるのか理解しがたい」と話していました。 一方、アメリカのニューズウィークの男性記者は、「我慢強く丁寧に質問に答えた努力は認める。人権問題として慰安婦制度がいけなかったということを明言したのはすばらしかった」