『slide:ology[スライドロジ―]―プレゼンテーション、ビジュアルの革新』(ナンシー・デュアルテ著、熊谷小百合訳、BNN新社)の著者は、プレゼン制作やデザインにおけるリーダー的存在として高く評価されるデザイン会社、デュアルテ・デザインのCEO。本書では、アカデミー賞を受賞したアル・ゴア『不都合な真実』のプレゼン制作など幾多の実績を持つ著者が、プレゼンテーション・ビジュアルについての考え方を著しているわけです。 アイデアの発想法から、図表作製法、ストーリーテリングに至るまで、そaのアプローチは広範囲にして深淵。きょうは「Chapter 1 スライド技術を身につける」のなかから、スライド作成に関する基本的な部分を拾い出してみます。 プレゼンこそキャリアの要 私たちは本来、ビジュアル・コミュニケーターです。 子どもの頃を思い出してみてください。 私たちの表現の原動力は ワープロや表計算ソ