人気漫画のキャラクター商品の菓子に毒を入れてばらまくなどと脅す内容の文書がコンビニチェーンなどに相次いで届いた事件で、店頭から撤去された菓子の1つからごく微量のニコチンが検出されていたことが分かりました。 警視庁は何者かが意図的に混入させたとみて業務妨害の疑いで捜査しています。 先月、大手コンビニチェーン「セブン-イレブン・ジャパン」の本社や報道各社に人気漫画「黒子のバスケ」のキャラクター商品の菓子の販売中止を求め、毒を入れてばらまくなどと脅す内容の文書が届き、警視庁が業務妨害の疑いで捜査しています。 この事件で、セブンイレブンは販売していたウエハースを店頭から回収しましたが、その後、回収された商品の中に不審なシールが貼られたものが1点見つかり、警視庁が調べたところ、毒物のニコチンの成分が検出されたということです。 これまでの調べによりますと、検出されたニコチンはごく微量で、致死量の100