交際男性3人を練炭自殺に見せかけ、殺害したとして1、2審で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(38)=最高裁に上告中=が支援者らの協力を得て、動画配信サービス「ニコニコチャンネル」を始めたことが9日、分かった。 運営するドワンゴコンテンツによると、刑事被告人によるサービス利用は異例。支援者からの利用申請があったため、同社が内容を審査し、利用を認めた。9日から開始され、同被告の紹介ページでは「拘置所でつづる自伝的小説です。北国で生まれ育った幼少期から、単身上京して『普通ではない世界』へと足を踏み入れていく少女の成長と心の内面を赤裸々に描きます」などと説明している。今後は不定期で小説をアップする予定で、月額864円の有料。 同被告は2009年9月、ネット上の婚活サイトなどで男性から多額の金銭をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された。男性3人が次々と不審死していることが判明、殺人罪などで起訴され死