コンビニエンスストアの「セブンイレブン」が2012年5月31日、秋田県に初出店した。県のテレビや新聞はこれを「快挙」として大々的に報じ、ネットでも「駐車場が満車で店に入れない」などとその盛況の実況が行われた。 NHK秋田放送局もニュースで「セブンイレブン」の名前を連呼し、来店客へのインタビューも行うという熱の入れようだった。ただ、NHKは特定の企業名や商品名を明示しないのが普通だが、こうした場合はOKらしい。 「秋田の大都会化が始まったな」 NHK秋田放送局によれば、「セブンイレブン」開店のニュースは昼と夕方に2回放送した。内容は、 「コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンが横手市と美郷町に新たに店舗を設け、秋田県内での営業をスタートさせました。開店したのはセブン-イレブンの横手市と美郷町の3つの店舗です。このうち横手市の国道13号沿いの店では午前7時の開店とともに、地元の人たちがさ