東大生よ、もっと遊べ――。復興庁の小泉進次郎政務官が23日、東京大学で講演し、「卒業は4年でしなくてもいい。勉強以外にも時間を使って」と遊びや趣味の大切さを説いた。 小泉氏は、政治家志望という男子学生から「卒業後、どうしたら良いか」と尋ねられ、「自分が友達になりたい自分」を目指すことを提案した。歌舞伎や文楽など自らの趣味を紹介し、様々な楽しみを持つことの重要性を訴えた。 小泉氏は関東学院大、米コロンビア大大学院を経て政界入りしており、東大卒ではない。選挙に出れば東大卒であることが「逆にネックになる。『こいつは自分とは違う』と思われる」と小泉氏。地域に溶け込んで様々な経験を積むことで、周囲に「頭柔らかいね、気さくだね」と思われるようになってほしいと助言した。