自分の生まれた月と気分障害を発症するリスクに関連性があることが、新たな研究で明らかとなった。 ハンガリーの研究チームがベルリンのCNP議会で発表した内容によると、生まれた季節が遺伝子のマーカーに関与し、神経伝達物質に影響を及ぼしていることがわかったそうだ。 冬生まれの人は気分障がいなど、うつになりやすい傾向がある一方、夏生まれの人はハイな気分になりやすいという。 生まれた季節が脳内神経物質に関与 ジーニア・ゴンダ教授らの生物学的な研究によると、生まれた季節が、ドーパミンやセロトミンのようなモノアミン神経伝達物質になんらかの影響を与えることがわかった。 このことから、生まれた季節は、その人の人生に長期に渡って影響を及ぼす可能性があるといえよう。 研究チームは400人以上の被験者を調べ、生まれた季節とそれぞれの人格タイプを照らし合わせてみた。その結果、生まれ月によって、ある種の気分障害を発症す