才能ある選手が多く所属すればするほどそのスポーツチームは強くなると思われるが、強い選手が多すぎて逆効果になることはないのだろうか。コロンビア大学と世界トップクラスのビジネススクールとして知られるINSEADの共同研究により、この疑問への答えが導き出されたとのこと(Huffington Post)。 研究ではまずバスケットボールを対象とし、2002年から2012年までの期間、すべてのNBAチームのレギュラーシーズンのデータをもとに、各選手が勝利にどれ程貢献できるかを導きだした。すると、才能ある強い選手が多ければ多いほどチームの成績が良くなるのだが、ある一定の人数を超えると成績が悪くなることが分かったとのこと。自分のエゴよりもチームを優先することで生まれるチームワークが損なわれてしまうからだという。これは、チームワークが重要とされるサッカーでも、FIFAのデータをもとに分析したところ、同じ結果
星野監督 楽天“弱者の体質”にメス「いつまで野村の野球をやっとんのじゃ!」 東スポWeb 9月28日(土)11時13分配信 2004年に産声を上げた楽天が26日、球団創設9年目にして初優勝を飾った。開幕から22連勝中のエース・田中将大(24)が稼ぎ出した莫大な貯金を背景に圧勝したようにも見えるが、数字ほど楽な戦いだったわけではない。東日本大震災のあった11年から指揮を執り、3年がかりで新興球団を「勝てるチーム」に作り上げた星野仙一監督(66)の苦悩と苦闘に迫った。 描いたシナリオとは微妙に違っていたが、エース・田中が魂のこもった153キロの直球で西武の4番・浅村から空振り三振を奪い、楽天は悲願の初優勝をつかんだ。歓喜の胴上げで7度宙に舞った星野監督はお立ち台で「これは本当かな。ほっぺをつねりたい。信じられない」とおどけたが、あながち冗談でもなかった。楽天はこれまで指揮を執ってきた中日や阪
会見する第三者委員会の山内貴博委員長(右から2人目)=21日午前10時31分、東京都文京区の講道館、内田光撮影 【阿久津篤史、野村周平】全日本柔道連盟の指導者が、指導実態がないのに日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成を受けていた問題で、全柔連の第三者委員会(委員長=山内貴博弁護士)が21日、2007年度から12年度に受給した指導者延べ63人中27人計3620万円分について、受給資格が認められなかったとする最終報告書を全柔連に提出した。 また、強化委員会が助成金の一部を指導者から徴収し、強化留保金としてためて飲食代などに充てた問題では、額を少なくとも3345万円と認定した。不正に受給したり目的外に利用したりした受給額は、重複分を除いて6055万円以上にのぼるという。 最終報告書は、受給する指導者の選定は強化委トップが一方的に決めており、全柔連幹部が重い責任を負うべきだと指摘。強
全日本柔道連盟(全柔連)が日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金の一部を指導者に上納させていた問題で、第三者委員会は21日の最終報告書で、上納問題を「順法精神の欠如」と指摘した4月の中間報告の内容を修正するよう、全柔連から再三要求されていたことを明らかにした。 「全柔連は関与していない」などと組織の責任をかたくなに否定する内容で、第三者委は「大変遺憾で、全柔連のガバナンス(統治機能)における大きな問題だ」と厳しく批判した。 「根拠のある反論なら耳を傾ける用意があったが、具体的な事実を根拠に誤りを指摘するものではなく、理由なく当委員会の見解を否定するものだ」。約50人の報道陣が詰めかけた東京都文京区の「講道館」で記者会見した第三者委の山内貴博委員長は、全柔連の対応に憤りをあらわにした。 最終報告によると、全柔連は第三者委の中間報告が出た後の5月14日~6月4日、3回にわたり、中間報告
JOC調査で聞き取り役が聞かれ役!“二役”演じ茶番も 日本オリンピック委員会(JOC)は8日、柔道を除く五輪競技31団体の強化担当責任者へ暴力、ハラスメント行為の聞き取り調査を終えた。7日に15団体、この日16団体の聞き取りにあたったJOCの福井烈強化担当理事は「すべて『ない』という回答だった」と報告。ただ、舞台裏は、茶番と受け取られても仕方のないものだった。 衝撃の告白だ。日本バレーボール協会の森田淳悟強化事業本部長は「今日は聞く側と聞かれる側、両方やりました」と明かした。サッカー、トライアスロン、カヌー、スキーの調査をした後、向かい側の席に移動し、“聞き取られた”のだという。「同じメンバーで僕が席だけ動いた。質問も同じだからね」。“二役”を演じた強化担当者は他にもいたという。 JOCの市原則之専務理事は「今回は出発点。これから重層的に調査をする」と2日間で31団体の聞き取りという拙速な
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