日清食品冷凍は10日、同社の冷凍パスタに、ゴキブリが混入していたとして、同じ時期に製造された商品の回収を始めると発表した。消費者から計3件の指摘があった。今年10月に静岡工場の同商品生産ラインで作られた74万6000食分を対象に回収する。 今回、静岡工場(静岡県焼津市)で10月21日に製造(賞味期限表示が平成27年10月21日)した「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」で、異物混入の指摘が消費者から相次いだ。同社で検査した結果、ゴキブリと推定される虫の一部分が混入していることがわかった。具材に使用している野菜から混入した可能性が高いと判断し、10月21日製造分だけでなく、10月にこのラインを使って製造した冷凍パスタすべてを回収する。 商品を同社に冷凍便の着払いで送ってもらい、商品代金相当の金券「QUOカード」を返送する。 対象商品はいずれも静岡工場製