フル3DCGアニメが熱い。『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』『シドニアの騎士』『楽園追放 -Expelled from Paradise-』が立て続けに話題となり、2015年に入ってからは『ベイマックス』が注目を集めている。 トイ・ストーリー以来、全編を3DCGで制作するアニメは増え続けたが、一方で手描きの味わいには敵わないという声も日本では根強かった。いま、その流れが逆転しつつある様子を私たちは目の当たりにしている。 そこで今回は、日本初のハイエンド3DCGテレビアニメシリーズ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-(以下アルペジオ)』を手がけ、先月末からは『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-DC』(以下アルペジオDC)が公開中のサンジゲン代表取締役 松浦裕暁氏に再び話を聞いた(参考:前回の松浦氏インタビュー)。 21世紀中盤、温暖化に伴う海面上昇により、人類は地上で
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