「巨大プールを大阪の世界的な名物に」。作家で大阪府市特別顧問の堺屋太一氏は31日、関係者らとともに記者会見し、大阪・ミナミの道頓堀に全長約1キロのプールを開設する計画の詳細を明らかにした。道頓堀開削から400周年にあたる2015年夏の開業を目指し、今年度中にも運営会社を設立するという。 堺屋氏らによると、プールの施工や運営を担う「道頓堀プール株式会社」を設立し、事業開始までに借り入れや出資で約30億円を集める。準備組織には南海電鉄も参加し、他の企業の参加も呼びかける。遊泳料は1人1千円以上を予定。6〜9月の開園中に100万人の来場と約16億円の収入を見込む。堺屋氏は「数年で借金を返し、黒字化できる」と話した。(染田屋竜太) 関連リンク桂三枝さん、襲名控え「船乗り込み」 見物人と大阪締め(7/15)なにわの夏開宴 歌舞伎役者の「船乗り込み」(6/30)大阪・道頓堀が巨大プールに? 実現に向