食材のメニュー表示を巡り、消費者庁が作成しているガイドラインについて、「にじます」を「サケ弁当」として販売できないのは、「現実に即していない」という声が事業者から寄せられていましたが、森消費者担当大臣は7日開かれた会見で、「サケ弁当」として販売しても、必ずしも問題にはならないという見解を新たに示しました。 メニューの虚偽表示の問題を受けて、消費者庁が去年12月にまとめたガイドラインの案では、食材として広く使われているニジマス、いわゆるサーモントラウトを、サケと表示することには問題があるとしています。 これに対し、事業者からはニジマスを使った弁当は現在、広く「サケ弁当」として流通していて、ガイドラインは「食習慣とずれがあり、現実に即していない」と、改善を求める声が上がっていました。 これについて、森消費者担当大臣は7日の閣議後の記者会見で、「消費者が認知していて、両者の間に差がないような場合