東京・西東京市は、リサイクル資源になる古紙が勝手に持ち去られるケースが相次いでいることから、古紙にGPS装置を取り付けて、持ち去る業者を特定する、全国でも珍しい取り組みを行うことになり、11日、運用テストが実施されました。 この取り組みは西東京市と古紙の回収業者などで作る業界団体が新たに始めるもので、11日は本格的な実施を前に運用テストが行われました。 市内2か所のごみの集積所に位置と時間を発信するGPS装置を取り付けた古紙を置き、離れた車の中からタブレット型の端末で古紙の場所をチェックしていました。市は、家庭から出た古紙を委託業者に回収してもらい、リサイクル資源として売却して、年間1100万円余りの歳入を得ていますが、これ以外の業者に古紙が勝手に持ち去られるケースが後を絶たないため、この取り組みに乗り出したということです。 11日のテストでは古紙が持ち去られることはありませんでしたが、来