駅ビルやショッピングビルのATMって、妙にすみっこにないだろうか。 1階でも最上階でもない、中途半端な階。人通りの少ない奥の方だ。袋小路の突き当たりには関係者通路があり、奥まりすぎててもう壁紙の模様も売り場と違う。そんなところにぽつんと置かれたATM……。以上が、僕が考える理想的なATM像だ。 そんなATMの置かれた不遇な状況を明らかにし、同情し、切なさを噛みしめていきたい。それがこの記事の目的であった。のだが。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:日本の世界一ぶりを自慢される「世界一展」がすごい > 個人サイト nomoonwalk