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人体の神秘を写した貴重な写真が、海外で大きな話題になっている。ギリシャの産科医であるアリス・ティグリス医師がネット公開したその写真には、なんと「羊膜嚢(ようまくのう)に入ったままこの世界に出てきた赤ちゃん」が写っているのだ! 羊膜嚢とは子宮の中にある袋のことで、胎児が成長を遂げていく場所である。羊水によって満たされているこの羊膜嚢は通常、出産時に破裂し「破水」を起こすのだが、今回非常に珍しいことが起こった。 そう、羊膜嚢が破れないまま赤ちゃんがお腹の中から出てきたのだ! 2013年3月12日にティグリス医師が、帝王切開によりある女性のお腹から赤ちゃんを取り出すと、そこには羊膜嚢に包まれた赤ちゃんの姿が! この超レアなケースに遭遇したティグリス医師は、「赤ちゃんは自分が生まれたことに気づかず、まだ子宮の中にいるような動きを見せていた」と話している。羊膜嚢に包まれて生まれてくることは決して危険
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