一部の色がほかの人と同じように認識できない色覚異常。そんな人たちに特殊なメガネを使って色を認識してもらう「Color For All」というプロジェクトが海外で実施されました。生まれて初めて色を見た瞬間の表情がYouTubeに公開されており、日本語の字幕もつけられています。 動画が取得できませんでした 色覚異常の多くを占めるのは赤と緑の区別がつかない「先天赤緑色覚異常」。緑の草原に赤い花が咲いているような景色も、ほぼ灰色一色に見えてしまうというものです。これは脳が色を認識できないのではなく、網膜の中の細胞が一部欠けているために起こるもの。新開発されたこのメガネには網膜に代わって色を区別してくれる特殊なレンズが使われており、色覚異常を抱える人でも赤と緑を見分けることができるようになります。 草原に生えた赤い花が印象的な光景 色覚異常の人にはこんな風に見えています メガネをかけた人たちは生まれ
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