ウクライナ・ドネツク(Donetsk)にある第2次世界大戦(World War II)中の戦車などを展示した野外博物館で、クレーン車を使ってT54戦車を大型トラックに載せる親ロシア派の戦闘員ら(2014年7月7日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KHUDOTEPLY 【7月27日 AFP】ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)市にある博物館に展示されていた第2次世界大戦(World War II)時代の戦車1台と榴弾(りゅうだん)砲2門が、25日までに親ロシア派武装集団によって略奪された。 博物館前の詰め所にいた警備員は、輸送許可書を携帯した武装集団が戦車などを大型トラックに載せて運び去ったと、当惑を隠せない様子で語った。警備員は匿名を条件に「(武装集団は)損傷の程度が最も小さい戦車を奪った。戦闘に使うのではないかと思う」とコメントした。 通常は大勢の入場者でにぎわっている博物館
ナイジェリア・アブジャ(CNN) ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」が女子生徒200人以上を連れ去った事件で、軍が捜索の拠点として使っていた村が同集団に襲撃され、少なくとも150人が死亡した。当局者や目撃者が7日に明らかにした。 この事件でナイジェリア政府は、4月14日に拉致された276人の救出に力を入れ、ガンボル・ンガラの村を拠点として軍を展開させていた。 目撃者や当局者の話によると、武装集団の襲撃に先立ち、女子生徒たちが見つかったという情報が流れたため、同村を拠点としていた部隊が隣国チャドとの国境付近に移動した。この情報は後にデマだったことが分かった。 部隊が去った後の現地時間5日午後1時半ごろ、軍の制服を着た武装集団が装甲車3台で村に乗り付け、買い物客らでにぎわう屋外市場をロケット弾や手製爆弾で襲撃した。さらに一帯の商店にも火を放ち、店の中に逃げ込んだ人たちを焼死させたとい
シリアやヨルダンと国境を接するイラク西部アンバル(Anbar)州の州都ラマディ(Ramadi)で、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相に抗議する人々(2012年1月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/AZHER SHALLAL 【3月5日 AFP】イラク西部アンバル(Anbar)州で4日、治療のためにイラクを訪れていたシリア政府軍兵士らがシリアの武装グループに襲撃され、イラク人9人を含む57人が死亡した。 イラク国防省は、襲撃は「シリアからイラク領土内に侵入したテロリストグループによるもの」でシリア政府軍兵士ら48人とイラク軍の警備要員9人が死亡したとの声明をウェブサイト上で発表した。 イラク国防省の発表によると、シリアでの戦闘で負傷した兵士らは、イラクで治療を終え、「公式ルート」を通じて再びシリアに移送される途中だった。兵士らは武装していなかった。 国防省はまた、「イラクの
シリア情勢が一線を越えたようなので、少し言及しておきたい。一線とはなにかというと、化学兵器流出の危険である。 世界情勢を見つめていて、非道なものだなと思うのは実際に情勢が動き出すのは人道的な危機ではなく、特定の危機の構造である。中東問題で言うなら、あまり端的に言うのもなんだが、サウジアラビアかイスラエルへの脅威が構造的に形成される契機が重要になる。米国が本気で動き出すのは、この二国の安全保障上の、繰り返すが、構造的な危機の可能性である。今回の一線ではイスラエル側にある。化学兵器がイスラム過激派や反イスラエル運動の組織に渡ると、イスラエルで大量殺人が起きかねない。イスラエルが本気になりつつあり、当然米国を巻き込むという構図になる。 日本ではあまり報道されていないので正確な議論をするのは難しいため、飛躍的な結論のように聞こえるだろうが、現下のシリア危機だが、当初は基本的にサウジアラビアとイラン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く