東京都心の一等地に建設していた1戸当たりの最高価格が3億円を超える高級マンションが、施工ミスが原因で購入した人への引き渡しを前に解体され、建て直されることになりました。 建て直しが決まったのは、東京・港区南青山の高級マンション「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」です。 大手建設会社の鹿島が建設し、大手不動産会社、三菱地所の子会社が、8000万円から3億5000万円の価格で83戸を販売し、今月20日に購入した人へ引き渡す予定でした。 両社によりますと、去年8月、コンクリートの壁や床などに配管や配線を通すための穴が設計どおりに作られていない施工ミスが見つかり、現場の事務所の判断であとから穴を開ける工事をした際、さらにコンクリートの中の鉄筋を切断するなどのミスを750か所でしていました。 去年12月、インターネットのマンションに関するサイトの書き込みで指摘されたことをきっかけに調査した結果
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