エジプトの首都カイロ(Cairo)西部にあるアブラワシュ(Abu Rawash)地区で発掘されたおよそ5000年前の「太陽の船」を調べる考古学者(撮影日・提供日不明)。(c)AFP/EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES 【7月26日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)西部にあるアブラワシュ(Abu Rawash)地区で、およそ5000年前にファラオ(王)が建造した「太陽の船」がフランスの考古学チームによって発掘された。エジプト文化庁が25日、発表した。 古代エジプトのファラオたちは、埋葬場所の近くに埋められた太陽の船が自分たちを死後の世界へと導いてくれると信じていた。今回見つかったのは全長6メートル、幅1.5メートルの木造船で、保存状態は良いという。修復作業の後、博物館に展示される予定だ。(c)AFP