ドワンゴと将棋連盟は3月19日、「第3回将棋電王戦」第2局において使用される将棋ソフト「やねうら王」について、一旦受理したバグ修正を認めず、改修前のソフトで対局を行うことを決めた。ドワンゴは「運営側でバグ修正を認めたこと自体が判断ミス」と全面的に謝罪している。 「第3回将棋電王戦」は、現役プロ棋士5人が将棋ソフトと対戦する団体戦。出場ソフトの1つ「やねうら王」が対局3週間前に「棋力には影響しない」として安定性を高めるバグ修正を加えていたが、対戦相手の佐藤紳哉六段は「修正後は明らかに別物」と批判していた。 15日に公開された公式プロモーションビデオで、対局直前にソフト変更があった経緯が明かされると、ネット上では批判が噴出。将棋ファンや他ソフト開発者から、特例を認めた運営側の落ち度や開発者側の姿勢を責める声が相次いでいた。プロモーションビデオは現在非公開になっている。 これを受け、19日に行わ