世界一の守護神まで、あと1勝だ。レッドソックスはワールドシリーズ第5戦でカージナルスを破り、3勝2敗として王手をかけた。この試合でも、上原浩治は4人を完璧に抑える快投で1シーズンでのポストシーズン最多タイとなる7セーブ目を記録。安定感抜群の守護神について、米全国紙USAトゥデー電子版は特集を組み「レッドソックスには最も素晴らしく、最高に愛すべきクローザーがいる」と題して、その魅力に迫っている。副題で「レッドソックスを嫌いでも、38歳のクローザーは好きにならなくてはいけない」と読者に呼びかける異例の記事だ。 冒頭では、今季のチームの象徴となっているヒゲなど、レッドソックスのあらゆることが憎くても、コージ・ウエハラは嫌いになれないとしている。「レッドソックスのクローザーを嫌うことは不可能だ。試してみるがいい。うまくいかないから」と書かれている。 それはなぜなのか。最も大切なのは、素晴らしい