中国・レノボ子会社のレノボNECホールディングス(HD)は18日、NECブランドのパソコンを製造・販売する傘下のNECパーソナルコンピュータ(PC)の社長を、レノボ出身でHDのロードリック・ラピン会長が兼ねる人事を発表した。28日付。 NECPCは、NECのパソコン事業が母体で、HDの完全子会社。2011年にレノボに買収された後もNEC出身の高須英世氏、高塚栄氏が社長を務めてきたが、レノボ出身の社長が就くことで、名実ともにレノボ側に経営権が移る。 HDはレノボが51%、NECが49%を出資しており、傘下にNECパーソナルコンピュータと、レノボブランドのパソコンを売るレノボ・ジャパンを抱える。ラピン氏はレノボ・ジャパンの社長も兼ねる。 関連記事〈CNET Japan〉NECPCとレノボが社長交代--ロードリック・ラピン氏が就任6/18レノボに携帯売却、合意は来月までに NEC副社長6/7