仏パリ(Paris)で、牛ひき肉を手にとって見せる男性(2013年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/THOMAS SAMSON 【4月17日 AFP】欧州連合(EU)域内で牛肉と表示されていた加工食品などに馬肉が混入していた問題で、欧州委員会は16日、域内で流通している製品について実施したDNA検査の結果を発表した。牛肉入りと表示されていた製品の約5%に馬肉が使用されていたとみられ、域内では偽装表示が横行していたことが明らかになったという。 EU高官によると、域内で流通している4000件以上の製品を対象にここ数週間で実施した検査の結果、全体の4.55%にあたる193製品から馬のDNAが検出された。 また、馬に使用される鎮痛剤で、人体に害を及ぼす可能性のあるフェニルブタゾン(別名「ビュート(bute)」)について実施した検査では、対象とした約3000の製品のうち、全体の0.51%にあ
![EU馬肉混入問題、「牛肉」製品全体の約5%から馬のDNA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/77189fc784ba8bafe30bfb01832e5e106c37211d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2Fd%2F1000x%2Fimg_bd23fa9a0fbc9de09c7998fefd2620d2277573.jpg)