ノルウェー北極圏のスバルバル(Svalbard)諸島にある世界最北端の村、ニーオルスン(Ny-Aalesund)近くで解け出す氷(2009年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/PIERRE-HENRY DESHAYES 【5月24日 AFP】ロシアが北極の氷上に設置した調査基地「ノースポール40(North Pole-40)」で、基地の下の氷盤が崩壊し始めたため、基地の調査員ら16人に緊急避難が命じられたことが、ロシア政府の23日の発表で分かった。 ロシア天然資源環境省の声明によると、「氷の破壊により、同基地のさらなる活動と職員の命が危険にさらされている」という。同省のセルゲイ・ドンスコイ(Sergei Donskoi)大臣は、避難計画案の策定に3日間の期限を設定した。 基地には現在、海洋学者、気象学者、技師、医師など16人が駐在している。同基地は、気象学的研究や環境汚染の監視に加え
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