2年の開発期間を経て、FreeBSDの次期メジャーアップグレードバージョンとなる「FreeBSD 10.0-RELEASE」が間もなく登場する。 ほかのオペレーティングシステムでは実現されていない革新的な機能が取り込まれているほか、動作の粘り強さや適用シーンの幅の広さなどに定評があるFreeBSD。その最新版となるFreeBSD 10.0-RELEASEは、新機能や改善点がかなりの数に上り、ユーザから大きな期待が寄せられている。 本稿ではFreeBSD 10.0-RELEASEで実現される新機能の中から、特にユーザから見て注目となる11のポイントに絞って解説する。新版を活用するきっかけにしてもらえればと思う。 ZFS機能強化とSSD対応 日本のエンタープライズやコンシューマではFreeBSDはエッジサーバに採用されることが多いが、世界のエンタープライズ市場ではFreeBSDはストレージアプ
今回は「Mavericksの新コマンド」について。比較的小規模なアップデートといえるMavericksだが、20件近い新しいコマンドが収録されている。どちらかといえば開発者向けのコマンドが大半を占めるが、一般ユーザに無関係というわけでもない。そのうち有用なものをピックアップし、機能の概要とかんたんな使い方を解説してみよう。 圧縮メモリの働きを知るには「memory_pressure」 OS Xでよく見られる実装形態に、「機能をGUIとCUIの両方で提供する」というものがある。ディスクユーティリティ(diskutil)、ソフトウェアアップデート(softwareupdate)、スクリーンショット(screencapture)など数えあげればキリがないほどで、その伝統がOS XのCUI環境を充実させてきたという側面は否定できないだろう。 Mavericksでも、その伝統は廃れていないようだ。物
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