いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事で1番人気だった1冊。 サブタイトルにあるように、本書のテーマは「欠乏」であり、「時間」はもちろん、「借金」や「ダイエット」といったなじみ深いテーマを掘り下げてくれています。 アマゾンの内容紹介から。いつも時間に追われていて、思うとおりに物事が片付けられない。それなりの収入はあるのに、目の前の出費のために、借金を重ねてしまう。ダイエットをしようとたびたび取り組むけれど、長続きしない。人の気を引こうと熱をもって話しかけるが、いつも相手はつまらなそうなだけ。薬を処方通りキチンと飲まないから、いつまでも治らない。こうした、同じ状態から抜け出せない人は多いですが、じつはこれらはすべて、必ずしもその人の資質によらない、ある共通の要因がもとで起こっていたのです。さまざまのめざましい実験・